事業再構築

NIBIの店は、長野県の伊那市、 山がよく見える斜面に位置しています。 その景色は、山や空、雲を照らす陽の光と、 光がつくる影の色からできています。

NIBIの名前は、そのやさしい影の色、 鈍色(にびいろ)から名付けました。


その他に鈍という言葉は、“錆びた刃ものや使えないもの”などの意味ももつようです。


その言葉のように、この地にも天然の未利用材や、古材、その他本来美しい多くのものが、 見過ごされ、使われずに、手入れが届かないまま経年しているものも少なくありません。


私たちはそれらに手を加え、家具や雑貨、オブジェとして製作することにしました。


その中で、錆びたり、朽ちている姿そのものの美しさに目を奪われ、使えないと思っていたものが、たからものにもなるのだと気づきました。

私たちが暮らす世界は、新しいものを競わずとも、美しいもので溢れていました。


その他、オリジナルの商品以外にも、美しいな、くらしにあるといいなと思う品ものを仕入れ、取扱っております。